「薄いコーヒーじゃないって知ってた?」アメリカーノのすすめ
第02回「薄いコーヒーじゃないって知ってた?」アメリカーノのすすめ
——————————————————————————————————-
COFFEE BEANS HIROの店主によるブログです。
コーヒーやお店の事から全然関係ない日常の事まで色々な事を綴っていきます。
HPも新たに、こまめに更新していけたらな~という次第です。
第02回は『アメリカーノ』についてです。
——————————————————————————————————-
【焙煎したて】コーヒービーンズヒロ/コーヒー豆 (アフリカンブレンド 200g 豆のまま) 新品価格 |
カフェでコーヒーを注文するとき、沢山のメニューがあって何が何やら分からない!なんて事はありませんか?
特にエスプレッソを取り扱っているお店では基本のエスプレッソから
カフェラテだったり
カフェモカだったり
マキアートだったりetc…色々ありますよね。
それぞれどのようなコーヒーか皆さんはご存知でしょうか?
今回はそんなエスプレッソコーヒーのバリエーションのひとつである『アメリカーノ』についてです。
似た名前のアメリカンとの違いや自宅でアメリカーノを飲むための器具などをお話ししていきますので最後までお付き合いいただければ。
アメリカーノとアメリカンはまったくの別物
アメリカーノとはイタリアを発祥とするエスプレッソコーヒーのバリエーションのひとつで
抽出したエスプレッソ(25~30ml)をお湯(目安100ml)で割ったコーヒーの事を言います。
対してアメリカンとは当初浅煎りコーヒーに対して呼称されていた和製英語、つまり日本独自の呼び方です。
それがやがてアメリカン=薄いコーヒーという意味に変化していったと言われています。
これは余談ですが浅煎り=薄い、というわけではありません。
カフェインを始めとするコーヒーの成分は基本的には深く煎るほど減少傾向にあるので、むしろ浅煎りのほうが濃いとも考えられます。
何故薄いコーヒーになったんでしょうか。不思議ですね。
-2019.10.12追記-
その後少し調べていたのですがスターバックスコーヒー登場以前のアメリカのコーヒーは低品質で薄くてまずくて不健康、とボロクソに言われていたそうです。(容赦ない言われようです)
ひょっとするとそこから来ているのかもしれないですね。
エスプレッソをブラックで?ならばアメリカーノだ
皆さんはコーヒーをブラックで飲む人を見てどう感じますか?
「大人だなぁ」
「コーヒーの味を分かっていて通だなぁ」
と思いますか?
ブラックが通、という風潮は日本ぐらいでたっぷりの砂糖やミルクと溶け合ったコーヒーを楽しむのが世界的には多数派だったりします。
(と言いつつ僕は専らブラックで飲む事の方が多いですが(笑))
むしろ、エスプレッソの本場イタリアではエスプレッソをブラックで飲む人は変人扱いされるかもしれませんね。
20秒ほどの超短時間で高圧抽出したエスプレッソはトロ~っとしたまろやかな液体に雑味のないバランスの良い風味で、一口含むとチョコレート等と表現される芳香が口いっぱいに広がり優雅な香りに包まれます。
腕利きのバリスタが淹れたエスプレッソの余韻は30分~1時間も続くらしいです。(スゴイ!)
エスプレッソはバリスタがブラックで淹れたデミタスカップに客がたっぷりの砂糖を加えることで完成します。
そんなエスプレッソをベースとして様々なアレンジレシピがあります。
カプチーノ
カフェラテ
カフェマキアート etc……
ちなみにケーキ屋さんでおなじみのティラミスもエスプレッソのアレンジのひとつだったりします。
他にもカクテル等エスプレッソの派生は無数です。
そんな数あるバリエーションのひとつが『アメリカーノ』なのです。
・・・やっと本題にもどってきましたね(笑)
エスプレッソをお湯で割るアメリカーノですが決して薄いコーヒー等ではなく、エスプレッソの芳香な香りそのままにすっきりとした味わいを楽しめるのが特徴です。
砂糖やミルクを入れるのももちろんアリですが、エスプレッソをブラックで飲みたい方にはぜひアメリカーノを試していただきたいです。
お湯の量を調整できるので自分好みの味も探しやすいのが高ポイントです。
エスプレッソマシンを買う前に!まずは『マキネッタ』を
「エスプレッソを家でも飲みたいけど機械を買うのはちょっと」
カフェでエスプレッソを飲んで「美味しい!」
じゃあ家で自分で淹れよう!
となると器具の問題が出てきます。
今は家庭用の比較的安価なエスプレッソマシンも増えてきていますがそれでも家電をひとつ買うというのは結構大きな買い物だと思います。
置くスペース
メンテナンス
処分する際の手間
中々購入とまではいきませんよね。
せっかく買ったのにメンテナンス等が面倒で結局ほとんど使っていない・・・なんてなると悲惨です。
ちなみにエスプレッソの本場イタリアの家庭では一家に一台エスプレッソマシン・・・なんて置いていないらしいですよ。
・・・(・ω・)
BIALETTI ビアレッティ モカ エキスプレス【3人用】 コーヒーメーカーMOKA EXPRESS 【3cup】1162 8006363011624 価格:3,300円 |
はい。これです。
これは『マキネッタ』と言う家庭用直火式エスプレッソ抽出器具です。
このマキネッタ、古来からイタリアの嫁入り道具のひとつとして愛用されているらしいので一家に一台あるのはきっとこちらですね。
簡単手間いらずなマキネッタ
マキネッタのメリットは何と言っても手間がかからない所です。
水と粉をセットしたら火にかけるだけ!
しばらくすると「ゴポゴポゴポ…..シュー」という特有の音がするのでこれで出来上がりです。
手入れも粉を捨てて水洗いするだけ。
本来はマキネッタにコーヒーを馴染ませるために洗剤は使わないらしいのですが、気になる方はご自身の判断にお任せします。
粉の挽き目もエスプレッソマシンを使用する場合はエスプレッソ専用のグラインダーでマシン用の極細挽きにしないといけませんがマキネッタの場合は通常のグラインダーで挽ける細挽きでOKです。
あえて手間がかかる部分をあげるならフィルターに粉をセットする際のタンピングでしょうか。
しかしこれもマシンを使用する際は非常に重要な工程ですが、マキネッタで淹れる際はスプーンの背中で押さえるぐらいで大丈夫です。
タンパーを持っている人はタンパーでやればいいですが、持っていない人はわざわざ購入する必要はないです。
マキネッタでアメリカーノを召し上がれ
マキネッタで淹れたコーヒーはその抽出方法から熱々のコーヒーになるので秋~冬の季節にピッタリです。
カフェラテ等で飲むのももちろん良いですが濃厚なエスプレッソをお湯で割るアメリカーノをぜひ試してみてください。
店頭で珈琲豆をご購入頂く際に
「マキネッタで飲みたいんやけど…」
と教えていただければおすすめの豆をご案内いたします。
まとめ
・アメリカンコーヒーは日本独自の呼び名。元々浅煎りコーヒーを指していたが次第に薄いコーヒーという意味に変化していった。
・アメリカーノはエスプレッソをお湯で割るエスプレッソコーヒーのバリエーションのひとつ。
・自宅でエスプレッソを飲むなら高価で手間がかかるエスプレッソマシンの前に手軽なマキネッタを。
・マキネッタはイタリアの家庭で主流の簡易エスプレッソ抽出器具。
・マキネッタで淹れたコーヒーは熱々なので秋~冬の季節にピッタリ。
【焙煎したて】コーヒービーンズヒロ/コーヒー豆 (アフリカンブレンド 200g 豆のまま) 新品価格 |
おわりに
いかがだったでしょうか。
相変わらずの乱文乱筆ですがアメリカーノ、そしてマキネッタに興味は持って頂けたでしょうか?
僕自身マキネッタで飲むアメリカーノが好きなのでぜひこの機会に試してみて欲しいと思っています。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
Amazon出品商品一覧ページです😎
店舗からの直送便で受注後焙煎の香り豊かなコーヒー豆をお届け致します☕
ブルマン、モカ、マンデリン等々各種取り揃えております✨https://t.co/6H8ANTkMDk— コーヒービーンズヒロ (@C_B_Hiro) June 11, 2023
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
この投稿をInstagramで見る
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
フェイスブックの「いいね」「フォロー」もよろしくお願いします
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
月1回お届けのコーヒー定期便【 自家焙煎 珈琲豆 コーヒー コーヒー豆 ブレンド コーヒー通販 スペシャルティコーヒー 定期便 】
商品紹介
関連情報
COFFEE BEANS HIRO( コーヒービーンズヒロ )|和歌山県海南市で自家焙煎珈琲豆を販売しています
【COFFEE BEANS HIRO(CB HIRO)】は和歌山県海南市の片隅にある小さな珈琲焙煎所。
ご注文頂いてから自家焙煎した新鮮なコーヒー豆を全国にお届け致します!
ネットショップではコーヒー豆を中心に
コーヒーメーカーやコーヒーカップなど様々なものを販売しています
屋号 | COFFEE BEANS HIRO - コーヒービーンズヒロ - |
---|---|
住所 | 〒642-0022 和歌山県海南市大野中623-2 |
電話番号 | 070-1580-4539 |
営業時間 | 11:00~18:00 ※毎週第2土曜日のみ13:00~18:00 定休日:火・水・木曜日 |
代表者名 | 垣内 弘敏 (カキウチ ヒロトシ) |
info@cbhiro.com |