お金だけじゃない!?ボーイ目線で考える「神客」ってどんな人?【和歌山アロチのラウンジで働く黒服の日常】
コーヒービーンズヒロです😎
こちらでは夜の僕のもうひとつの顔『黒服(ボーイ)』としての日常をご紹介していこうと思います🕶
お店の事…
ママの事…
キャストの事…
お客様の事etc…
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「また来て欲しい!」とお店側の人間が思う人の事はSNSを中心に「神客」と呼ばれていますよね。
夜のお店ではどんな方が「神客」でしょうか?
ラウンジ嬢やキャバ嬢、ホストなどキャスト側からするとやはり「羽振りが良い」と言うのがどうしても一番に来るかと思います。
まぁそのために働いていますし…
では、キャストではなくスタッフ目線だとどうでしょうか?
もちろんお店の売上げが大事、と言うのは大前提ですが実際に僕がボーイとして働くなかで感じる「神客」の特徴をご紹介していきますね。
「神客」の特徴がわかれば自ずとその反対、「痛客」や「クソ客」の特徴も見えてきますので併せてご紹介していきます。
皆さん、夜の街で遊ぶときは節度を持ってハメを外しましょう
※お店のスタイルや考え方は様々なのであくまで僕の個人的な意見になります
ボーイ目線ではこんな人が神客
キャストに負担をかけない人
ボーイ目線ですとこれが第一で最大の神客です。
お店の規模やスタイルにもよりますがあかは現在比較的小規模のお店で普段常駐しているボーイは僕一人になります。
個人的にボーイとしての僕の最も重要な仕事は「キャスト(ママ)に楽しく仕事をしてもらう事」です。
キャストの女の子が少し落ちてそうだなーと思ったら店終わりやお客さんが居ない時に話しを聞いてガス抜きしたり、ママともコミュニケーションを取ってキャストの女の子へ注意したい事とかがあったら角が立たないように僕から伝えたり、と「良い職場環境」作りと言うとなんかブラック企業が掲げるスローガンみたいで嫌ですが(笑)
とにかくみんなの機嫌が良いのが僕にとって最重要なのです。
では、「キャストに負担をかけない」とはどう言う事なのか。
言い換えると「キャストのメンタルを乱さない人」です。
ラウンジ嬢と言ってもみんな女性なのです。
お客様を楽しませるのが彼女たちの仕事ですがそれとコレとは別。
淑女には紳士的に、優しく接してあげてください。
「キャストに負担をかける人」を実例を交えて紹介していくので、こんな事をしてキャストのメンタルを乱さないで、負担をかけないように接していただけますと幸いです。
指名が被った時に拗ねる、席から離さない、などグダグダ言う人
当然ですがお客様は一人ではありません。
お目当ての嬢のお客様が複数来店される日もあります。
そんなときに
「俺の席についてくれない」
「あっちには○○分居たのにこっちには○○分しかつかなかった」
ここまで直接的で情けない言葉を口にする人は論外ですが、明らかに不機嫌になりヘルプの嬢や僕に八つ当たりする場合などもあります。
ゴリゴリの売上至上主義のお店ならお客さん同士の競争心を駆り立てて両方からシャンパン貰う、とかやるところもあるのでしょうがあかはそこを目指していないので。
嬢も僕もお客様が被っているのなんか百も承知なので席の移動なども促しますが時間配分きっちり平等に、なんてできないし使ってくれている金額の大小で時間の振り分けなんて露骨な事もあんまりしません。
どうかお目当ての嬢を独り占めできなくても器をデカく持って接してください。
そんな事で怒っても「小さい男」としか見られないです。
と、言うわけでどんな人が神客か見えてきました。
指名が被った時に
「こっちは良いから、あっちのお客さんの所に行っておいで」
と快く送り出してくれたり
「忙しそうだから今日は1セットで帰るね、またゆっくり来るよ」
とスマートな振る舞いをしてくれる人がボーイ目線での「神客」です。
お客様が被っているときは僕も色々と気をつかっているのでこう言う方は本当に助かります。
「すみません、助かります」
「良いよ良いよ、またなー」
本当はお目当ての嬢とゆっくり話ができず消化不良だったかもしれませんがそれを表に出さない、と言うのが男目線から見てもカッコイイです。
なので後日
「あのお客様、周りを見ていて気がつく良い人ですね」
とささやかですが僕から援護射撃をして嬢の好感度を上げておきます。
以降、お店に来店されたときも僕の対応は手厚くなります(笑)
長文や罵倒のLINE、過度な電話やプレゼントなどのガチ恋拗らせor彼氏ヅラを店内で隠さない人
夜の街は疑似恋愛を楽しむ場。
まぁ実際お店とお客の関係から恋愛とか結婚ってよくある事なので「自分も」と思う方が居るのはわかるのですが。
スケベ心は上手に隠してください。
SNS上では所謂「痛客」からのLINEが晒されている事がありますが。
SNSで晒はしませんが相談される事はあるので僕が見ているLINEもあります。
吐き気がするLINEを見たこともありますよ。
文章にするときは「誰に見られても良い文章」を書くように心掛けてください。
僕も気をつけていますので。
過度な電話や店外で会う口実作りのプレゼント攻撃も気をつけて下さい。
「○○渡したいから○○時に△△まで来てって言われたんだけど」
と、相談を受けたことがありますが
「なんで貰う側が都合つけやなあかんの?会いたい方が都合つけやなあかんやろ、週末やったらお店に居てるからお店に持ってきてって言えば良い。それで引く人やったら最初っから店来る気ないからエエよ」
と一蹴したことがあります。
電話も
「今、誰と、どこで、何をしているのか」
をしつこく聞いてくる人が居ます。
LINEもしかり、ここまでで皆さんもお察し頂けましたと思いますが色々と筒抜けです。
女性は共感、共有したい人が多いのです。
学生のころ、僕が初めてのエッチをした子の友達が、僕の初体験の詳細な様子を知っていて驚愕したことがあります。
女性はベッドでの話ですら仲間内で共有するのですから、LINEや電話の内容なんてガバガバです。
基本は割り切った疑似恋愛で楽しんでください。
ただ、男女の関係なので本当の恋愛に発展する場合もあります。
でも、結ばれたからと言ってゴールではないのです。
過去、在籍していたキャストに彼氏が居た事などはありました。
彼氏が居るのは別に良い、上手に隠せばね。
ただ、残念なことにいざ付き合えちゃうと浮かれる(調子に乗る)のが男の性分ってもので。
明らかに態度がデカくなったり。
席に座っているときも自分の店or自分の彼女感が出ちゃってます。
店に来てお金を使っているつもりなのかも知れませんが長い目で見ると嬢の足を引っ張っているので気をつけて下さい。
過去に一人だけ嬢と付き合っている+お店に来るけどスマートな方を見たことありますがその方の場合は
・主にカウンターに一人でお店に自然に溶け込んでいる
・他のお客様に自分から絡まない
・早めに店を出る(ラストまで居座らない)
と、僕も勉強になるな~と思うぐらいスマートな振舞いでした。
書いていて思いましたが1項目と同じでスマートな振舞いって言うのが「神客」の条件なのかもですね(笑)
この部分はお客さんとしてどうか、と言うよりシンプルに「良い男かどうか」が重要なのかもしれないです。
神客の特徴②…予算をキチンと伝えてくれる人(見栄を張らない)
2つ目はお金関係…
羽振りが良い人=「神客」と言うのはまぁそれはそうなのですが、羽振りが良いと言っても使える金額は無限ではありません。
ボーイ目線で言うと、使った金額の大きさよりも『妥当な金額(または安い)と思ったか高いと思ったか』が重要です。
いくら、高いボトルやワインなどの抜き物を空けてくれていても心の中で「(あそこ高かったな…)」と思われては長い目で見るとお店にとってよくありません。
『顧客満足度』ってやつでしょうか?
いくらその日のお会計が多くても「あそこは高かった」なんて思われたり、他の人に吹聴されては意味がありません。
「今日は○○円までで止めておいて」
とこっそり伝えてくれるお客様もいらっしゃいますし
ボトルの残量が残り少なくなってきたときに
「新しいの入れておいて」
と促してくれたり
「次に来た時に新しいの入れるから今日はそのままにしておいて」
と先行して伝えてくれると非常に助かります。
ある程度僕と会話してくれるお客様でしたらママやキャストがトイレに行っている間に僕から聞く事もあります。
ここまで直接的な言い方でなくても大丈夫です。
ひとつ例をあげると…
先日、初来店のお客様がいらっしゃいました。
馴染みのお客様の紹介、と言うことでその方と一緒に。
30代後半の男性ですが起業されている社長さんで羽振りは良く、
「今日は俺の奢りだから」と紹介者のお客様もウイスキーをキープしていたのですがそれとは別に+それよりも良いウイスキーのボトルを入れてくださいました。
ママは別席についていたので席についたのはキャストの嬢。
「今日はこれ(ボトル)全部飲んで行くから」
とお客様2人とキャストでせっせと飲んでいました。(僕も1杯いただきました)
そんなこんなで1本飲み切りました。
お客様2人は寝落ち寸前の泥酔状態
「ほんとに飲み切ったね、すごーい」
とキャストはキャッキャッとはしゃぎ
「もう1本頂いて良い?」
と聞きました。
お客様はカウンターに突っ伏したまま
「うん」
と言ったのですがそこで僕はキャストの嬢を静止して
「次にご来店頂いたときでかまいませんので」
とお酒を作らせず2人には水とお味噌汁を出してお会計をしました。
キャストの嬢はなぜ僕が止めたのかよくわかっていませんでしたがママが席に居たら同じように止めていたと思います。
まず、馴染みのお客様からの紹介で来店されたこと。
・・・加えてこのお客様は紹介者の先輩、と言う事でお会計はこの方の奢り。
おろしたボトルはこの日に飲み切ろう、と言う発言からも、このお客様は完全な『義理』であかに来ているわけです。
ちょっと良いウイスキーにしてくれたのも『紹介者の顔を立てるため』
これだけで僕には十分伝わっているので1本で止めました。
後日確認も取っていないしこの日の記憶があるのかもわかりませんが多分僕の判断は合っているかと思います。
こんな感じで使える(使うつもりの)金額をそれとなく伝えてくれているお客様ですとボーイ目線で『神客』と感じますね。
ごく稀に、ですがボトルや抜き物を「空けて空けて~」と羽振りが良いように振る舞うのですがお会計時に僕が伝票を持って行くと明らかに不服そうな方もいらっしゃいます。
「(だったらカッコつけてみんなに飲め飲め言うなよ…)」
と僕は思うのですが女性や他のお客さんの前で見栄を張っちゃうのでしょうか?
こういう人は多分ですが、後日「あそこは高かった」と愚痴っているんですよね。
毎度毎度ボトルを入れるか抜き物を空けてくれるけど高いなーと不満に思いながら帰る人よりも
セット料金だけでも楽しく飲んで頂いて「あそこ良かったよ」と言ってくれる人のほうがボーイ目線ではありがたいです。
帰り際がスマート
ここ重要です。
お酒の飲み方、と言うのもすごく大事ですが「終わり良ければ総て良し」と言うように帰り際の
・お会計
・足元(タクシー・代行など)
も「神客」か否かを分ける大きなポイントになります!
サッとお会計をしてサッと帰る、と言うのを出来ない人が意外と多いのです。
複数で来店している場合、お会計時に割り勘をしてグダグダしている。
「端数をまけて」と値下げ交渉をしてくる。
空、または水増しした領収証をしつこくせがむ。
会計が終わっているのにいつまでも帰らない
帰りの足元も自分で面倒をみれない人が多いです。
・代行を自分で呼ばず店に頼む
・代行が到着しても中々帰らない
・代行の時間指定を当然のように要求してくる
・代行の待ち時間が閉店時間を過ぎていても店で待とうとする
・代行を呼んだのに「もう1軒行きたいから」とドタキャンする
和歌山は代行で帰る人が多いので代行問題は山積みです。
まず、基本的には自分で呼んでください。
出張中で土地勘のない方や接待でのお客様など必要な場合は当然こちらで呼ばせていただきます。
まぁ接待だとしても個人的には「(接待する側がそこも含めて用意しろや)」って思いますがね。
お店で呼ぶ、と言う事がどう言う意味かお客様には今一度考えて欲しいのです。
上記のような代行業者さんに対する粗相はすべて「あのお店の○○」とあかの名前が枕詞になる事を理解していただきたい。
時間の予約ができる代行業者さんもお店からお願いしているのでご厚意で融通してくれているのです。
それをさも当然のサービスとして
「○○時って言ったのにまだ来ない」
とか
「もう1軒行きたくなったから1時間後にもう一回来て」
などと信じられないような対応をする人もいます。
自分で代行さんに電話をかけて
時間がかかりそうなら代行待ちついでに近くのバーにでも行けば良いんです。
特定の代行さんと親密になればあらかじめ予約ができるようになったり、駐車場を持っている会社なら預かりをしてくれるようになります。
当たり前の事が出来ない方が多いのでこの辺りが出来ている人はボーイ目線で「神客」になります。
まとめ
思いつくかぎりを書きなぐっているとかなりの乱文になったのでボーイ目線での「神客」の特徴をまとめると
嬢への接し方(嬢のメンタルを乱さない)
お金の使い方(飲み方にも通ずるかも)
帰り際(自分のことは自分で面倒みる)
この3点がスマート、とにかく『スマートな振舞い』が重要です。
スマートな振舞いのお客様を見ていると男目線でも「カッコイイ飲み方してるなー」と感じます。
参考になったでしょうか?(笑)
とにかく伝えたかったのはボーイ目線では必ずしも「お金を使う≠神客」と言う事です。
ハメを外したい夜もあるかもしれませんがスマートな振舞いのほうがモテるかと思いますので、心に留めておいて損はないと思いますよ✨
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