不老不死について考えてみる-ハライチのターン-【木漏れ話】
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『不老不死について考えてみる-ハライチのターン-』
先日のハライチのターンで話題に上がっていた『不老不死』
岩井さん曰く
「不老不死になるタイミングって難しいよね」
との事。
はぁ?(*´Д`)
となるところですが
「不老で老化(変化)しないってことは年齢とか体型とかも不老不死になったタイミングで固定されるってことは自分のベストな見た目の時に不老不死にならないと後々後悔しちゃうよね」
っていう事らしい。
例えば、
爪を切り忘れていたらずっとちょっとだけ長い爪のままだし。
髭のそり残しがあったらずっとそのままだし。
美容整形技術が発達した近未来で周りの人達が当たり前のように美容整形して皆理想の顔や身体に変えられる時代になっても自分はそのままだし。
そんな事考えてると中々不老不死にはなれないよねー、て言う
多分「今週何もなかったんだろうな」って時に話すフリートーク。
そんなフィクションでよく登場する『不老不死』について僕も考えてみようと思う。
そのためには『老いる』ことと『死とは』について考えていかないといけないですよね。
『不老不死』はそのふたつを『不』で打ち消すことなので。
老いる、とは何でしょう?
単純に考えるとまず思い浮かぶのは『年齢を重ねること』
でも、1年で『老い』を感じるでしょうか?
例えば僕は今34歳ですが去年33歳だったときから今現在で
「老いたなー」
とは感じません。
ですので感覚で言うと2022年3月20日から2023年3月20日までの僕は『不老不死』でした。
老いてもいないし死んでもないので。
こんな理論は屁理屈ですかね(笑)
10年だとどうでしょう?
10年前の24歳と今現在34歳の僕。
肉体的な老いは…正直あんまり?
体型は18歳~筋肉量が落ちて体重が減って55~60kgで34歳の今も変わらず。
ぽっこり下っ腹が出ているなんてこともなく。
肌のたるみとか皺も普段気にしていないので分からず、白髪も薄毛もありがたいことに今の所は無いので肉体的な老いはあまり感じず…
もっと長く20年なら?
14歳と34歳。
中2~中3の学生時代ですか…
身長は中3で大体今ぐらいまで伸びていたので変わらず。
さすがに14歳と34歳で今の方が『老けた』でしょうか?
でも、言い換えれば『成熟した』とも言えるのでは?
中2のガキの時分よりも34歳の今の方がほんの少しでも大人の色気みたいなのは有るのでは?(あってくれ)
これは『老い』にカウントして良いのでしょうか?
もっとミクロの世界で言うと人間の身体は無数の細胞から出来ているそうですよね。(ググってみると60兆個あるらしい!)
その人間を形成している細胞は日々『細胞分裂』しているそうです。
『新陳代謝』とも言いいますが人間の細胞は日々『死』と『誕生』を繰り返しているそうです。
この細胞分裂は身体の部位によって頻度が変わるし、それぞれバラバラに細胞分裂を行っているそうです。(皮膚は早くて骨などは遅い…骨も細胞分裂するんですね)
確かにすべての細胞が同時に死んで生まれ変わったらその間はサナギの中の蝶々よろしくドロドロに溶けそうですからね。
不老不死の場合この細胞たちはどうなるんでしょう?
死にかかっている細胞も生まれようとしている細胞も不老不死になった瞬間でピタッと分裂が止まるのでしょうか?
60兆個の細胞ひとつひとつに『不老不死』と言う効果が付与されるの細胞が集まって形成されている『人間』と言う1個体が『不老不死』になるのか…
なんだか思考の迷路に迷い込んできましたね。
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『死とは』と言う本を読んだことがあるでしょうか?
哲学者のシェリー・ケーガン氏の講義を書籍化したものですが内容をざっくりと説明すると
「なぜ我々は生きるのか、生きたいのか、そして死にたくなるのか、そのためには『死』について大真面目に考えてみる必要がある。
『死』について考えた先に『なぜ生きるのか』が見えてくるはずだ」
と、こんな話をしているのですがこの本のなかに『人格の同一性』について考える章があります。
『僕』を『僕たらしめているもの』とは一体なんだろう?
肉体?
人格(精神)?
それとも魂?
と言う話です。
この話、『不老不死とは?』に近づけそうなテーマだとは思いませんか?
なので一度、魂、肉体、人格の3要素にスポットを当てて考えてみますね。
魂、霊魂とも言いますがスピリチュアル的考えでは僕の魂は輪廻を巡っていて今パソコンの前に座っていていて普段はコーヒー屋さんをしている『垣内弘敏』が生まれる以前には前世があって、
例えば僕の前世は江戸時代、土佐藩の下級武士だったとしましょう。
僕は武士の身分は受けていたものの武道を磨くよりは農作業や俳句、囲碁やお茶を楽しむのんびりタイプな男でしたが戊辰戦争の折に新政府軍の一兵卒として出陣し討ち死にするのです。
その後僕の魂はこの前世の体験や記憶を抹消されて昭和63年の日本で垣内弘敏として新たに生まれ変わりそして現世の僕が病気か事故など何らかの要因で死んだのちはまた僕の魂は、、、と生まれ変わりを繰り返していく…
ある種『魂』に着目するとすでに『不老不死』になってるんじゃ…と思うのですが。
じゃあ『僕を僕たらしめているもの』って魂でしょうか?
前世の記憶なんて今の所無いし来世の事も正直知ったことじゃない、今考えているのは『現世の僕の生死』と『不老不死』なわけで。
魂はあんまり関係ないかもですね。
じゃあ『現世の僕』って?
当然ですが心臓が止まったら僕は死ぬ。
じゃあ心臓が動いていればどんな状態でも僕は生きている?
極論になるがもし脳が死んでしまったら?
所謂『脳死』状態だとしよう。
回復の見込みは無い。
脳はすっかり壊れてしまって誰が呼び掛けても反応はない、眠ったようなまま。
でも心臓は動いている。
点滴などで栄養補給したり定期的に身体をほぐさないといけないがそれでも『心臓は動いている』。
「それでも生きていて欲しい」
と願ってくれる人が居るかもしれない。
でも、こうやってブログを書いたり、店頭でお客さんを迎えてお話したりすることはできない。
こう言う話題はデリケートなのでここまでで控えますが。
じゃあ『脳』が生きていればOK?
科学が発展してSF作品よろしく培養液に脳が浮かんでいる状態。
培養液から色々なコードやら配線が伸びていて…いや、これほど科学が進んでいたら全部コードレスかもしれないが僕の『脳』はコンピューターと繋がっていてソレを通じて他者と意思疎通ができるし本も読めるし映画も観れる。
手足となるロボットを遠隔操作して散歩もできるし花見だってできる。
思わぬ所で辿り着きましたがこれはある意味で『不老不死』になったかもしれない。
ただ、この状態を他人が見て僕が垣内弘敏だと認識する人も僕が生きていると思う人が居るかどうかはまた別問題な気がしますが。
お店にお客さんが来たら培養液に脳が浮かんだ僕が機械の音声で「いらっしゃいませー」なんて言ってたらバズりそうですがそんな状況は勘弁願いたいものです。
『不老不死』になる際には今、パソコンの前に座っているこの肉体は継続して欲しいですね。
じゃあ人格(精神)はどうでしょう?
今現在、『不老不死』についてあーでもない、こーでもないと考えている僕。
ロベルトバッジョが好きな僕。
もし『不老不死』になったら今後何100、何1000年と途方もない年月を生きてくことになりますよね?
今の性格、人格はどうなるのでしょう?
10年、20年前の事ですら覚えていないのだから今こうやって『不老不死』についてブログを書いている事なんて忘れているでしょう。
300年も経った頃にはロベルトバッジョの事も顔さえ思い出せなくなっている可能性は大です。
闇堕ち、なんて漫画や映画ではよくありますが『不老不死』として途方もない時間を生きていると倫理観も今とは変わるかもしれません。
他にも不老不死の人居ないかなーなんて思い立って見かける人を試しに殺して回るとんでもない殺人鬼になり果てている可能性だってゼロではありません。
果てには終わりのない永遠の生に気が狂って精神崩壊してしまうかもしれません。
そんな僕は『不老不死』になったときの僕でしょうか?
うーーーーん…
色々考えてみたけど『不老不死』ってなんなんでしょうね?
袋小路に迷いすぎて何が何だかわかんなくなってしまったのでこの件は一旦休題と言う事で(笑)
皆さんも一度『不老不死』について考えてみてください。
AIイラスト『不老不死-immortality-』
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—垣内 弘敏(カキウチヒロトシ)
-1988年8月17日生まれのB型
海南市のコーヒー豆販売店「コーヒービーンズヒロ」の店主
-趣味は読書、映画、ラジオ、観葉植物、ゲーム、ひとり飲み…
とにかく単独行動が好きなタイプ
-仕事のきっかけはコーヒーは実家の香りだから…
-好きなサッカー選手はロベルトバッジオ
-実はユースケ・サンタマリアやリリー・フランキーに憧れている
-よく聴く音楽は「マライアキャリー」「アヴリルラヴィーン」「リンキンパーク」「エルレガーデン」「マンウィズアミッション」
-好きな女優はシャーリーズ・セロン、満島ひかり
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COFFEE BEANS HIRO( コーヒービーンズヒロ )|和歌山県海南市で自家焙煎珈琲豆を販売しています
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