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コーヒービーンズヒロのブログです。

コーヒーの事や関わりのあるお店の事から全然関係ない話まで色々綴っています。

今回はティピカ種のオーガニックコーヒー『東ティモール　エルメラ　レテフォホ』のご紹介。

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■東ティモール　エルメラ　レテフォホ　ゴウララ

◇基本情報◇

□生産地□

東ティモール　エルメラ県　レテフォホ郡　ゴウララ村

□標高□

１４５０ｍ以上

□精製方法□

完熟豆を手摘み/ウォッシュド/天日乾燥

□品種□

ティピカを主とする在来種

□収穫期□

５～９月

□土壌□

赤土

□シェードツリー□

モクマオウ

◇東ティモールってどんな国？◇

首都：ディリ
言語：テトゥン語、ポルトガル語
民族：メラネシア人、その他
宗教：キリスト教、その他
面積：１.５万km2
人口：約１３0万人

東ティモールは、インドネシアの東部、小スンダ諸島に位置するティモール島東半分とインドネシア領西ティモール内の飛び地のオエクシ県から成る岩手県ほどの小国です。

２００２年に独立した若い国家である東ティモールでは石油・天然ガスの収入がGDPの大半を占めるほど石油収入に依存した経済状態ですが次点でコーヒーの輸出が挙がるくらい東ティモールにとってコーヒー産業は重要なものと言えます。

実際、コーヒー生産国としては後進であるがあるため低価格でありながら品質が高い、という事で年々東ティモール産コーヒーの評価が上昇し続け、今では他の主要なコーヒー名産国と同等の地位にまで昇りつめています。

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◇ティピカとは？◇

エルメラの主とするティピカとはコーヒーの品種のひとつで『アラビカ』『ロブスタ』『カネフォラ』の３つの原種のうち『アラビカ』に連なる品種となります。

典型的な、を表すティピカルが語源。

アラビカ種の中で最も古い品種でアラビカ種の原種といわれるものの１つです。

エチオピア南西部で生まれ、エチオピアからイエメン、インド、インドネシアなどに広がっていったとされています。味わいは上品でクリーン。

甘味とさわやかな酸味が特徴の風味が素晴らしい品種ですが、病気に非常に弱く、生産場所も限られ栽培が難しく、収穫量も少ない為流通量が極めて少なく、他の品種と混在される事も多いため単一品種として流通しているものはきわめて少ない品種でもあります。

また生産性を上げる為の品種改良も行われており、今では「100%ティピカ」と呼べるものは少なくなってきています。

ハイブランドとして有名なジャマイカのブルーマウンテン地区で栽培されているブルーマウンテンや、ハワイ島西部のコナ地区で栽培されているハワイコナはそれぞれその地で独自変化をしたティピカの亜種にあたります。

病気に弱く栽培に難しいとされているティピカを有機栽培している、というだけでこのコーヒー豆がどれだけ丁寧に栽培されたものか想像に難くないのではないでしょうか？

◇エルメラってどんなコーヒー豆？◇

当店で取り扱っているのはエルメラのウォッシュになります。

精製工程の都合上ナチュラルに比べ精製度が高いウォッシュですが

わかりにくいかもしれませんが当店の他のウォッシュ系の生豆に比べると精製度はどちらかと言えば悪い方になります。

（※精製度が悪い＝品質が悪いわけではありませんのであしからず）

ハンドピックしていて形が歪だったりする生豆が目についたりしますがこの辺りは有機栽培と言う部分も影響しているのでしょうか？

↑は焙煎した豆。

うーん、相変わらずキレイに撮影が出来ない(笑)

同じティピカ系のブルマンやハワイコナ、シグリと比較するとエルメラはやや小ぶりでしょうか？

ただ味わいはさすがティピカと言うべきか。

五角形や六角形の能力値グラフを作ったとするならば綺麗な角形ができる、まさにオールラウンドな味わい。

やや軽やかに酸味が後味に効いてクリアな仕上がりにするならシティローストで。

重厚でしっかりとした苦味も味わうならフルシティ～フレンチローストがおすすめです。

※おまかせ焙煎ですとシティローストでご提供しています。

◇オーガニックコーヒー◇

味わいの評価が申し分ないのに加えエルメラは有機栽培のオーガニックコーヒーとなっていますので自然派のお客様にもおすすめできるコーヒー豆となります。

JAS認証は
Control Union Certifications CU839671

となります。

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