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【#天才すぎると思った映画のワンシーン】レクター博士の圧倒的なオーラと行間を読む会話劇-羊たちの沈黙-【木漏れ話】

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

普段感じていること

ふと思ったこと

なんでもない事

木立から陽射しが漏れるように

ダラダラと書いていきます

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

『#天才すぎると思った映画のワンシーン』

 

先日Twitterでトレンド入りしていたタグ。

 

定期的に映画系のタグがトレンド入りしては色んな人が名シーンの切り抜きを投稿するので時間が溶ける奴ですよね(笑)

 

 

 

 

どちらも名シーン!!

 

こんな感じの演出と演技が融合した名シーンもあれば

 

 

 

アクシデント+アドリブで生まれた名シーンや…

 

 

 

もう一度観たくなるような懐かしい名シーンまで色々投稿されていました。

 

 

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『ザ・ロック』面白かったな~。

 

ショーン・コネリーとエド・ハリスが激渋のイケオジすぎて…😍

 

『羊たちの沈黙』

 

と、脱線しかけましたが

 

#天才すぎると思った映画のワンシーン

 

自分だったら何を選ぶかな~と考えてみました。

 

色々挙げだすとキリがないのでひとつに絞るのですが、まぁ悩みますよね(笑)

 

洋画、邦画、アニメ…

 

旧作、新作、名作、怪作…

 

演出や脚本なのか、アイデアが光る撮影方法なのか、偶然やアドリブが生み出した奇跡的なシーンなのか、役者の名演なのか…

 

そんなこんなで選んだのは

 

 

 

『羊たちの沈黙』でのワンシーン

 

 

羊たちの沈黙

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1991年公開のアカデミー賞主要5部門を受賞した名作。

 

「バッファロー・ビル連続猟奇殺人事件」を追うFBI訓練生の女性クラリスと彼女に捜査のアドバイスをし、現在は収監されている猟奇殺人犯ハンニバル・レクター博士の交流を描くサイコ・ホラー。

 

この映画はもちろん全編素晴らしく面白いのですが

#天才すぎると思った映画のワンシーン

として挙げるならやはり最初のクラリスとレクター博士の対面シーンかなと。

 

個人的には、ですがこのシーン

もし、クラリス役がジョディ・フォスターでなかったら

もし、レクター博士役がアンソニー・ホプキンスでなかったら

もし、脚本や演出が違うものであったなら

この映画はここまで面白くならなかっただろうし

肝心のレクター博士もギャグキャラになっていたのかもしれない、と思うのです。

 

映画の冒頭

クロフォードからの呼び出しに走って駆け付けるクラリス

訓練生ながら他のFBI捜査官?職員に話しかけられても物怖じせず応対し

美人ゆえに向けられる好奇の視線も悠々と躱しクロフォードのオフィスへ入り

壁に貼られた凄惨な内容のバッファロー・ビル事件の写真を真っ直ぐと見つめ

本題に入る前のクロフォードとの軽い雑談で魅せるキュートな表情

説明されずとも自身がバッファロー・ビル事件関連で呼び出された事を察する聡明さ

ほんの10分足らずのシーンでクラリスがどう言ったキャラクターかが我々に直感的に伝わりましたよね。

 

美人で可愛い

勝気でストイック

聡明で頭が良い

成績は訓練生の中でもトップクラスで優秀

 

こんな所でしょうか?

 

それにしても…

 

 

ジョディ・フォスター可愛いすぎん?

 

汗でびっしょりになるまで走ってきてこの可愛さはそりゃクロフォード捜査官もレクター博士も惚れますよね。

 

説得力がある美貌です。

 

そして問題の初対面シーン。

 

ここに至るまでクロフォード捜査官とチルトン博士、クラリスからもかな?レクター博士についての前情報が入る

 

凶悪犯の中でも特別な異常者、食人事件、とにかく利口で頭が良い、過去収容中に看護師を襲撃(恐らく嚙みついた)しその舌を食べた、等々…

 

レクター博士はとんでもない奴ですよー、と我々視聴者のハードルを上げに上げてくるのです。

 

少し話は逸れますが、「ホラーとコメディは紙一重」なんて良く言いますが僕もそう思います。

 

日本映画界屈指のホラー「リング」に登場する貞子。

映画公開当時は正に恐怖の象徴、例のテレビから這い出てくるシーンなんかはあまりの怖さに画面を観れなかった人も居るのでは?

そんな貞子や、「リング」の後に登場した同じくジャパニーズホラーを代表する「呪怨」の伽椰子や俊雄も。

 

 

今ではすっかりネタキャラと化してしまいました。

 

「ジョーズ」で一世を風靡した恐怖の対象であったサメも、乱立される「サメ映画」でギャグモンスター的な扱いになっていますよね。

 

話は戻りますが一歩間違えればレクター博士も貞子や伽椰子みたいになっていたかもしれない、と考えると尚のことこの初対面シーンで視聴者は「羊たちの沈黙」が名作と確信したのではないでしょうか?

 

 

「レクター博士の居る監房は一番奥、通路の右側を歩くように」

と係員から説明され鉄格子を閉める所から、クラリスの様子がそれまでと変わります。

ガシャン、と鉄格子の閉まる音にビクっと反応したり、

「監視しているので大丈夫ですよ」

と係員と話すときの挙動だったり、

 

クラリスは異常に怯えているのです。

 

それまでのチルトン博士からのセクハラ?的言動を軽くいなしていた強いクラリスからは一転、ビビりまくっています。

 

なぜクラリスはこんなに怯えているのでしょう?

 

凶悪犯ばかりが居る監房が怖いから?

 

その中でも特別凶悪なハンニバル・レクターと今から会うから怖気づいた?

 

違いますよね。

 

凄惨なバッファロー・ビル事件関連の写真も真っ直ぐ見つめていたクラリスだったらこんなことぐらいでは怖気づかない女性だ、と我々もなんとなく理解しているはずです。

 

ではなぜ?

 

通路を歩く様子からクラリスも「(なぜこんなに怖いのか?)」と理解できないまま歩を進めているような感じ。

 

レクター博士の居る監房まで4つかな?監房があり通り過ぎるときに中へ視線を送る。

 

なんかヤバそうなのが居るがクラリスは一瞥するだけでどれも気にも留めない。

 

ようやくレクター博士の居る椅子の置かれた監房の前に来た時

 

クラリスの視点でゆっくりとレクター博士と対面

 

直立しているレクター博士(アンソニー・ホプキンスじゃなかったらここもギャグになってたかも)

 

わずかに揺れる画面

 

「(あぁ、やっぱり…)」

 

この恐怖、強烈なオーラ、ガンダム的に言うとプレッシャー?の正体はレクター博士だったのね、と皆が納得するシーンになっていると思います。

 

このレクター博士登場のシーンが僕が選ぶ

#天才すぎると思った映画のワンシーン です

 

魅力的すぎるハンニバル・レクター

 

圧倒的強者、と言うのは表現するのに非常に難しいですよね。

 

身だしなみが整っていて頭脳明晰、穏やかな口調で紳士的、でも思想とか倫理観はぶっ壊れている、とレクター博士はともすれば悪役のテンプレ的要素が揃っているので少しズレれば陳腐なキャラクターになっていてもおかしくないのですが。

 

ここまで魅力的な悪のカリスマになったのはひとえに名優アンソニー・ホプキンスの力ではないでしょうか?

 

表情に声のトーンとかテンポも完璧ですよね。

 

他の人がやったらコントになる気がします(笑)

 

行間を読むクラリスとレクター博士のやり取り

 

「羊たちの沈黙」の魅力はなんと言っても会話劇な気がします。

 

天才、レクター博士の

何を言っているのかよくわからないけど何かこの人ヤバいし凄い…

と言うのがクラリスとの面会で十二分に発揮されていますよね。

ひとつの言葉に別の意味や意図が含まれていたり、前後に言葉があったうえでの発言だったり

行間を読む、と言うのでしょうか?

印象的な場面をいくつかピックアップしてみますね。

 

身分証を見せるシーン

 

クラリスとの面会に入る前、レクター博士はクラリスに身分証の提示を求めます。

 

クラリスは椅子の前で身分証をレクター博士に見せますがレクター博士は

「見えない、もっと近くに、さぁ近寄って」

と促し、クラリスは監房の仕切りの前まで近づき身分証を提示します。

 

クラリスが近づいたのを確認してからレクター博士も仕切りの手前まで歩みます。

ジッとクラリスを見つめながら

仕切りの前まで近づいたあとも少しクラリスを見つめ続け、そしてスッと視線を身分証に落とし

「一週間で期限切れだ、君は正規の捜査官ではないね?」

とウインクしながら告げるのでした。

 

クラリス、完全敗北のシーンです(笑)

 

クラリスは通路に入った瞬間からレクター博士の強烈なオーラに怯え切っているので致し方ないのですが。

 

「身分証が見えないからもっと近くに」

と言われた時、レクター博士は監房の中央付近に居ます。

つまり、まったく身分証を確認する努力をしていないのです。

先にクラリスに近寄らせてから自身も近づく

と言う構図で二人の力関係が確定したシーンになっています。

クラリスもレクター博士もお互いを見つめ合っているのですがここも

恐怖を押し殺し、それでも目を逸らさないクラリスと

余裕のウインクをかますレクター博士

と、両者の格の違いがこれでもかと表現されています。

 

クラリス持ちネタのトラウマ話

 

物語中盤、バッファロー・ビルに誘拐されたと思われるキャサリン救出のためクラリスはレクター博士からバッファロー・ビルの情報を得ようとします。

 

そこで情報提供の交換条件としてレクター博士が提示したのは「クラリスの個人情報」→「子どものころの最悪の思い出」でした。

 

このシーン以降、クラリスは捜査が行き詰るとレクター博士に自身の話をする代わりに捜査のヒントを得てバッファロー・ビルへと近づいて行きます。。

レクター博士と言うよりレクター先生かもしれないですね(笑)

 

さて、そんなわけで最初のヒントを得るためにクラリスは「子どものころの最悪の思い出」を語り始めます。

 

田舎の警察署長だった父はある日二人組の強盗に出くわし撃たれてしまう。

丈夫だった父は即死は免れたがひと月ほどの入院の後亡くなってしまった。

母も幼い頃に亡くしていたので父の存在が自分にとってすべてだった、まだ自分は10歳だった。

 

この話を聞いたレクター博士は

「君の個人的な面が知れて嬉しいよ」

とつまらなそうで表情で返すのでした。

 

このシーン、観てもらえればわかりますがクラリスは「最悪の思い出」を淀みなくスラスラと軽快に語ります。

 

幼い頃に母を亡くし、大好きだった父もその後亡くしている、と言う悲劇的な出来事ですがクラリスにとってこの話はもう定番の持ちネタと化しているんですよね。

 

こう言う事、実際多いのではないでしょうか?

 

世間一般では悲しい、かわいそうな、悲劇的な生い立ちや経験、そんなトークの1本や2本、誰でも持っているのではないでしょうか?

「親兄弟、友人、恋人、ペットと死別した」

「虐待やいじめを受けていた」

「先天性の疾患がある」

等々…

少し不謹慎な言い方をすればこう言ったその人物に一歩踏み込んだ話の共有は相手との親密度を高めるのに打って付けの話題です。

 

クラリスにとって「父の死にまつわる話」は人心掌握のための持ちネタにすぎないのです。

スラスラと軽快に簡潔に話していたことから恐らく、何度もこの話をしてきたのでしょう。

実際、終盤でクロフォード捜査官もこの話を知っていた事が示唆されています。

クロフォード捜査官は「クラリスの秘密(トラウマ)」を自分は知っている、と言う自負を持っている事がその時の態度で窺えますよね。

まぁ、持ちネタなのでクラリスは他の人物にも親密度を高める際にこの話をしているだろうから知っている人は多いと思いますがね。

 

レクター博士はそれを見抜いていたからつまらなさそうにしていたのだと思います。

 

このシーンも僕はすごく印象的で、トラウマっぽいけど実はただの持ちネタって「あるある!」と思ってしまいました(笑)

おかげで知人が何か秘密や悲しい出来事やトラウマのような話を打ち明けてくれているときも

「(これって持ちネタなのかなぁ?)」

とゲスな思考が表出するようになってしまいました😅

 

その後、クラリスは本当の「子どものころの最悪の思い出」をレクター博士に独白するのですがその時のシーンとこの「父の死について語るシーン」を見比べてもらえれば「持ちネタ」と「真のトラウマ」の違いが一目瞭然ですので確認してみてください。

 

話がまとまらないままのまとめ

 

#天才すぎると思った映画のワンシーン

から「羊たちの沈黙」をセレクトしてみました。

 

がダラダラと書き連ねただけで何を言いたいのかよくわからなくなりましたね😂

 

「羊たちの沈黙」の会話の真意を汲み取る、と言う部分は僕はすごく影響を受けたと思います。

 

そのせいで何でも深読みしすぎちゃう時があったり、素直でまっすぐな人には度肝抜かれたりしていますが(笑)

 

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

—垣内 弘敏(カキウチヒロトシ)

-1988年8月17日生まれのB型

海南市のコーヒー豆販売店「コーヒービーンズヒロ」の店主

-趣味は読書、映画、ラジオ、観葉植物、ゲーム、ひとり飲み…

とにかく単独行動が好きなタイプ

-仕事のきっかけはコーヒーは実家の香りだから…

-好きなサッカー選手はロベルトバッジオ

-実はユースケ・サンタマリアやリリー・フランキーに憧れている

-よく聴く音楽は「マライアキャリー」「アヴリルラヴィーン」「リンキンパーク」「エルレガーデン」「マンウィズアミッション」

-好きな女優はシャーリーズ・セロン、満島ひかり

 

 

 

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