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コーヒービーンズヒロのブログです。

コーヒーの事や関わりのあるお店の事から全然関係ない話まで色々綴っています。

今回は『エルサルバドル　サンタマリア』のご紹介。

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■エルサルバドル　サンタマリア

◇基本情報◇

□産地
サンタアナ　アパネカ　イラマテペック　マウンテンレンジ

□標高
1,200m～1,350m

□品種
ブルボン

□精製

ウォッシュ

□グレード

SHG

◇エルサルバドルってどんな国？◇

首都：サンサルバドル
言語：スペイン語、英語
民族：先住民とスペイン系白人の混血、先住民、ヨーロッパ系

宗教：主にカトリック
面積：約２１万km2
人口：約６６０万人

エルサルバドルはグアテマラ、ホンジュラスと国境を接し国土の南側が太平洋に面するラテンアメリカの共和制国家です。

人口密度は高く、九州の半分ほどの国土におよそ６６０万人の国民が暮らしています。

１９８０年～９２年まで政府軍とゲリラ勢力による激しい内戦状態にあり、現在でも内戦時に流通した武器を多数保有した犯罪組織やギャングによる暴力行為などが多数発生しており、マヤ遺跡など観光名所もありますがエルサルバドルの治安は決して良いとは言えないです。

九州の半分ほどの国土の中に２０以上の火山を持つエルサルバドルはその気候と肥沃な土壌も相まって非常に優れたコーヒーの産地となっています。

そんな事もありコーヒーは観光業と並ぶエルサルバドルの主要産業で輸出額の半分がコーヒーを占め人口の３割がコーヒー事業に携わっているとされています。

エルサルバドルの等級は産地の標高によって定められています。

上位から

SHG…1200m以上

HG…900~1,200m

CS…600~900m

となります。

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◇エルサルバドル　サンタマリアってどんなコーヒー豆？◇

恒例の生豆チェック

当店取り扱いコーヒーの中でもサンタマリアは特に綺麗な生豆ですね🤗

農園での取り扱いもさることながらウォッシュド+ブルボン１００%と言うのも要因にあるのでしょうか？

ピーベリーがごく僅か見受けられるぐらいで欠点豆と言う欠点豆は滅多に無いです。

前述したようにエルサルバドルの等級は標高のみなので強引に言えば欠点豆の除去をせずとも出荷に際して影響は少ないと思うのですがこう言う所に農園の努力が垣間見えるのは良いですよね🤗

↑は焙煎した豆。

おまかせ焙煎では日本人好みの王道シティローストでのご提供。

↑の豆は、ご主人はブラック、奥さまはミルクを入れるとお客様から伺いましたのでやや深めのフルシティロースト。

サンタマリアの素晴らしい所のひとつとして挙げられるのは焙煎レンジの広さ。

浅めのミディアム～ハイローストではマイルドな酸味と果実味溢れる甘味が。

真ん中から深煎りのシティ～フレンチでは老舗喫茶店のような優しい苦味のある落ち着いたコーヒーと言ったように、大げさに言うと「この豆１本でも豆屋として成り立つんじゃね？」と言うぐらい汎用性が高いうえにクオリティが高い、隙の無いコーヒー豆です。

◇聖母マリアのように上品で包み込むような優しいコーヒー◇

ラテン語で『聖なる』と言う意味のサンタ。

『聖母マリア』と名付けられたコーヒーはどんな風に焙煎してもいつも上品で優しい味わい。

その包容力は正に母なるマリアと言えるでしょう。

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